【感想】伝わる!揺さぶる!文章を書く  伝わる文章の書き方、知ってますか?

こんにちは、ちー坊です。

 

「考える方法がわかれば、文章は書ける」

私たちが学び、書いてきた文章は作文だった。作文に必要なのは「豊かな表現力」。しかし、それは他人に何かを伝え・揺さぶるためにの文書にはならないのだ。

受験を控えた受験生、社会人、文章で人に何かを伝える必要があるすべての人に読んで欲しい一冊である。

 

 何が書かれているの?

よい文章を書くための戦略が書かれている。

それは「意見」「望む結果」「論点」「読み手」「自分の立場」「論拠」「根本思想」の7つの視点からなり、一つ一つを詳細に解説している。

また、お願いの文章や議事録、志望動機、お詫び状、メールなどの書き方について具体例を交えながら書かれているので、読んですぐに実践することができる。

 

誰が書いたの?

著者は「山田ズーニー」氏。

1984ベネッセコーポレーション入社。小論文通信教育の企画・編集・プロデュースに携わる。1995年それまでの進研ゼミ式小論文指導理論を統合するオリジナルメソッドの開発を担当。通信教育誌『encollege小論文』の編集長として、高校生の考える力・書く力の育成に尽力する。2000年独立。講演・執筆活動のほか、総合的学習時間等の授業企画、教育ソフトのコンテンツ開発などを手がける。

糸井重里氏のインターネットサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』に「おとな小論文教室」を連載中。*1

ほかの作品

  • あなたの話はなぜ「通じない」のか
  • 話すチカラをつくる本
  • おとなの小論文教室。

 

何が学べるの?

文章を書くにあたって、どのように考えれば、人に伝わる文章が書けるのかが学べる。

たとえば、文章は「論点・根拠・意見」からなる。自分の意見の裏には必ず、問いが有り、それを時間軸・空間軸へと広げ意見を深めていく必要があること。

たとえば、論点(問い)と意見(答え)は呼応しており、論点を疑問文にしたり、タイトルにすることで相手に伝わりやすい、こと。など。

 

個人的感想

ブログを書くにあたり、読んでいる方に伝わる文章を書きたいと思い、読み始めました。(他のブログの方がオススメしていたのもあって)

まさに「目から鱗」。自分が日頃、どれだけ考えて文章を作成していないかがよくわかりました。実際のところ、まだこの本に書かれているように考え切れず、書き切れてはいません。

だからこそ、思考錯誤しながら、文章作成・ブログ運営していきたいと思わせてくれた一冊でした。何度も読み返したい一冊。

 

 

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感想(1件)

*1:「伝わる・揺さぶる!文章を書く」より抜粋